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コラム執筆にあたって

読者の皆様はじめまして
今回からコラムを担当する事になりました佐名木宗貴と申します。
このような機会を与えて下さったSBDjapan様に感謝を申し上げます。

自己紹介

試しに私の名前をインターネットで検索すると、2種類の異なったタイプの画像や動画がヒットします。

ボディビルダーとして

一つはボディビルダーとしての画像です。私は大学入学後にトレーニングを開始し、翌年の大学2年生の秋からボディビルディングの競技者となりました。

その後は大学生活の全てをボディビルに注ぎ込み、関東学生選手権で2度優勝する事が出来ました。また社会人になってからも2003年・2004年と大阪でボディビルを続け、一度競技から離れますが、2008年からまたコンテストに復帰し、2011年にようやく社会人大会での優勝を果たしました。

パワーリフターとして

二つ目はパワーリフターとしての画像や動画です。

上記のボディビルキャリアの空白の4年間・・・その後半2年間に、私はパワーリフティングの大会にチャレンジする事になりました。理由は簡単で、ボディビルに復帰する環境が整うまでの間の筋量・筋力のキープにパワーリフティング3種目に特化したトレーニングが有効だと考えたからです。その頃は、長時間のトレーニングや厳しい食事節制に耐えられる状況ではありませんでしたが、1日1種目3セットだけのトレーニングで身体は何とか維持する事が出来ました。2006年は、フルギア大会の教職員パワーにルールもよく分からずシングレットとリストバンドだけを用意して出場し、なんとか優勝する事が出来ました。その時の大会役員の方に言われた「数年で国際大会に出られる」という言葉を信じて、ボディビルと平行してパワーリフティングの大会に出場し続ける事になりました。夏はボディ、冬はパワーと二束の草鞋を履きながらの競技生活で先に結果が出たのは2011年のボディビルでしたが、その翌年の2012年はパワーリフティングに専念し、念願の国際大会出場と優勝を果たす事が出来ました。

トレーニング指導者として

三つ目は競技アスリートに対するトレーニング指導者としての記事や写真です。

私の職業はS&Cコーチ、Strength&Conditioningコーチと呼ばれています。

今流行のパーソナルトレーナーと似ている部分もありますが、我々はチーム全体を担当し、技術・戦術以外の体力面すべてをマネジメントします。

もちろんメインはウエイトトレーニングやグランドでの体力トレーニングですが、それ以外にも、リカバリーや栄養面のサポートまで幅広い分野をカバーする職業です。

キャリアのスタートは大学在学中の柔道部のアシスタントS&Cコーチからはじまり、高校ラグビーのチーム、大学ラグビーのチーム、大学サッカー、高校バレーボール、大学アメリカンフットボール、大学バスケットボール、大学ハンドボール、大学硬式テニスなどなど、色々なチームを指導し、現在は社会人のラグビーチームで活動しています。

コラムの内容について

パワーリフティングの面白さは何と言っても、高重量を身体一つでコントロールすることにあります(注:筆者はノーギア専門です)。全身の筋肉を協働させ最大筋力を発揮することは、実はそれ自体が高度なテクニックを要する作業です。

それは他競技のアスリートにとっても、競技パフォーマンスを向上させるために、非常に有効なテクニックと言えます。

またパワーリフティング3種目は、関節の可動域や角度、挙げ方は異なりますが、どの種目も出来る限り沢山の筋肉を総動員して高負荷を全身で受ける種目ですので、一度のトレーニングで非常に多くの筋肉に負荷をかける事が出来ます。これは多くの技術練習の合間を縫ってウエイトトレーニングを行う他競技の選手にとって、非常に効率の良い種目であるといえます。

私のコラムでは、このようなパワーリフティング3種目の他競技や一般フィットネスでの有用性について書いていこうと思います。また読者の方々からの質問にも一緒に考え、お答えしていこうと思いますので、気軽にメッセージを送って下さい。

■コラムニストやコラム内容についてのメッセージは下記のアドレスまでお送りください。

 

コラム用メールアドレス: column@sbdapparel.jp

※どのコラム宛かを明記してください。
※お送りいただいたメールの内容は、コラムで取り上げられる事があります。

 

■コラム執筆者

佐名木宗貴

ベスト記録(ノーギア)

スクワット 241kg

ベンチプレス 160kg

デッドリフト 260kg

戦跡

パワーリフティング

  • 全日本教職員パワーリフティング選手権 90kg級 優勝
  • 2009~2012年 近畿パワーリフティング選手権 4連覇 75・82.5・83・90kg級4階級制覇
  • ジャパンクラッシックパワーリフティング選手権大会 83kg級 準優勝
  • アジアクラッシックパワーリフティング選手権大会 83kg級 優勝
  • 東海パワーリフティング選手権大会 93kg級 優勝

ボディビルディング

2000~2001年  関東学生ボディビル選手権 2連覇

2000年     全日本学生ボディビル選手権 3位

2011年     日本体重別ボディビル選手権70kg級 3位

2011年     関西体重別ボディビル選手権70kg級 優勝

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