皆様こんにちはSBDコラムニストの佐名木宗貴です。
今月もご覧頂き有難う御座います。
このコラムを書いている時点では関東では緊急事態宣言が延長され継続中なのですが、ここ大阪では一足早く解除され新しい春に向けた準備を始めているところです。
様々なスポーツ競技団体でも春シーズンの試合スケジュールが発表されるようになり学生達も明確な目標に向かってトレーニングを開始する事が出来ています。
「春が来たら新しいシーズンが始まり試合があるから、それに向けてみんなで集まって練習する」
こんな当たり前に毎年繰り返されると思っていた事がどれだけ幸せな事だったのか、当たり前に慣れてしまっていた我々に今回の世界的なパンデミックが教えてくれたように思います。
まだまだ完全終息までは長い道のりだとは思いますが、もうひと踏ん張りしてひとつひとつの当たり前を取り戻しましょう。
関西大学学生S&C主催イベント
さて報告が遅くなってしまいましたが、そんなコロナ禍真っただ中であった昨年の11月14日~12月20日にかけて、例年関西大学の中央体育館で行われていた学内イベントであるベンチプレス大会を今年はオンラインでプッシュアップチャレンジ部門とベンチプレス部門に分けて行いました。
方法は学生S&CのTwitter・Instagramのアカウントを利用して告知を行い、学内施設だけではなく自宅や学外のトレーニング施設内でベンチプレスの1RMもしくは60秒間に何回プッシュアップが出来るかにチャレンジしてもらって動画を投稿してもらい期間内に誰が一番高記録を残せるかを競いました。
今年もSBD Apparel Japan様に御協賛頂き優勝者へはTシャツをプレゼントする事が出来ました。
例年とは違った形になってしまいましたが学生達が工夫を凝らしイベントの灯を消さなかった事からコロナを乗り越える若い力を感じました。
御協力いただいた皆様この場を借りて御礼申し上げます。
有難う御座いました。
2級審判への道:最終章
さて先月の事ですが、2月20日-21日にノーギアパワーリフティングの国内最高峰であるジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会(以降JCP)が兵庫県明石市のパワーフラッシュアリーナで行われ、私も審判として参加させていただきました。
当初は愛知県岡崎市で開催される予定でしたが新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令されている最中でしたので開催地が変更となり兵庫県での開催となりました。
岡崎市内で予約をしていたホテルをキャンセルし、すぐに明石のホテルを抑えるなど色々とバタバタしましたが幸い緊急事態宣言下でどこも空いていたのですぐにホテルは見つかり、大阪在住の私としては移動距離が半分以下になったので大きな影響はありませんでした。
感染対策についても既に日頃から十分に行っているので大会運営側として参加するうえではそこまで気にするものではありませんでした。
しかし自分が選手として参加しようとしていたらと考えるとやはり消毒にしてもマスクにしても完全に徹底する事は不可能に近いので参加者が少なかったり、直前で辞退する方がいるのも致し方ないと思いました。
そんななか私が参加させていただいたのは2日目(男子の83kg~120kg超級)でスケジュール前半セッションは83kg級の前半組のテクニカルコントローラー(以下TC)を務めさせていただき、後半セッションでは93kg級の前半グループ・93kg級の後半グループ・120kg級と120kg超級のグループという3つのグループに連続で副審に入り2級審判への昇級試験も受験しました。
そこで今回のコラムはこれまで何度か書いてきた「2級審判への道」の完結編とさせていただきます。
日本パワーリフティング協会公認2級審判員受験資格
ここでパワーリフティングの2級審判員への昇級試験を受験するための条件についておさらいしていきましょう。
JPAの公認審判員規程によると2級公認審判員の申請基準は3級公認審判員であって2年以上の審判実務経験を有し、且つ、8回以上の公式競技会において審判を行い、優秀と認められることを要件とする。
ただし、審判実務経験のうち原則として少なくとも3回はパワーリフティング3種目の競技会であり、2回以上の主審経験を有していることを必要とする。尚、第5条に定める昇級試験当日の競技会は、申請基準に必要な審判実務履歴には含まれないものとする。
とされています。
私のここまでの審判歴は
2018年7月の近畿ベンチ(副審のみ)
2018年12月の長野パワー(主審あり)
2018年12月の赤穂忠臣蔵パワー(主審あり)
2019年1月のジャパンクラシックベンチ(副審のみ)
2019年4月の全日本パワー(副審のみ)
2019年7月の近畿パワー(主審あり)
2019年7月の近畿ベンチ(主審あり)
2020年11月のジャパンクラシックベンチ(副審のみ)
となっており初めての審判から2年4ヶ月かけて8試合を経験し、うち4試合で主審を経験し、3種パワーリフティングの試合も4試合経験していますので、昇級試験受験のための条件を満たしていました。
大阪協会からも推薦を頂きJPA技術委員会へ昇級試験を申し込み、承認していただいたのでいよいよ試験を受ける事になったのですが、本来であれば12月に開催が予定されていたインカレ(京都で開催予定でした)で受験する予定で申し込んでいたのですが残念ながら中止となり、代わりに12月に今回と同じ兵庫県明石市で行われたJCPのJr部門の日に受験しようと思ったのですが、関西大学からの出場者も多かったため学生のサポートを優先して受験を延期していただきました。
その結果、今回のJCP2日目でようやく受験する事が出来ました。
2級審判員昇級試験内容
2級への昇級試験を受けるには、まず2級審判員資格を取得後に全国規模の競技会及びブロック競技会において、パワーリフティング競技の普及発展のために活動し貢献する熱意があり、申請の段階でその旨の誓約書に署名をした者。という条件があります。
私は現在関西学連関西大学の監督を務めており大阪パワーリフティング協会にも運営委員として参加させていただいておりますので、それらの活動を通じて今後も競技の普及発展のために寄与する意思を書面にて誓約しました。
そのうえで2級公認審判員昇級試験を実施するには、20名以上の選手が出場するパワーリフティング競技会でなければなりません。
今回はクラシックパワーリフティングの最高峰であるJCPでの受験ですので如何にコロナ禍とは言え問題の無い人数が参加されていましたが、地方大会だとしたら20名を下回ってしまう場合もあるかと思いますので、受験を計画される場合はなるべく規模の大きな大会での受験を計画する事をお勧めします。
試験管や合格点についてですが、JPAの『審判講習会、公認審判員試験等に関する細則』によると2級公認審判員昇級試験の実技試験を行う試験官は1名の陪審員とし、ブロック技術 委員会が推薦して、本協会技術委員会が承認した国際審判員、国内1級公認審判員又は十分な審判実務経験を有する国内2級公認審判員が担当する。
2級公認審判員昇級試験の合格点は85点以上とする。
実技試験の対象とする試技数は、合計100試技(スクワット40試技、ベンチプレス30試技、デッドリフト30試技)とし、試技の判定に関しては、受験者が行う実際の試技判定内容と、試験官の判定内容が一致した試技数をカウントする。
とされています。
今回私の試験を担当していただいた試験官はJPA技術委員長の二宮さんでした。
試験実施セッションの審判員構成
午前中は83kg級のTCを務めながら予習のつもりで試技を見て他の審判の判定と自分の判定とを繰り返し比較しました。
いつもの事ですがスクワットの深さの判定では私は他の審判よりも判定が厳しい傾向にあり逆にベンチプレスでは少し甘い(見落としがある)傾向にあります。
午後になりいよいよ試験セッション3連ちゃんが始まります。
93kg級の前半グループは愛知の加納さんと兵庫の森田さん
93kg級の後半グループは兵庫の工藤さんと東京の高橋さん
120kg・120kg超級のグループは愛知の加納さんと兵庫の小笠さん
私以外全て2級以上のメンバーとプラス受験者の私で3つのセッション合計25名の選手の試技を判定しました。
JCPは全日本大会なので3級の私は主審に入る事は出来ないためプラットフォーム右側(選手から見ると左側)の副審で判定を行い、私の席から少し距離を取り同じ角度から試験官である技術委員長の二宮さんが採点するという体制で行いました。
通常は陪審員席から採点するようですがこの日はより見やすい副審位置と同じ角度から採点していただけたので私も同じ角度で判断していただける方がフェアで有難いと思いました。
また試験中とはいえ3級である私は日本記録のかかる試技には入る事が出来ませんので、日本記録への挑戦があるとすぐに後ろに控えている二宮さんと交代する事ができたので試合の進行がスムーズに進み良かったと思います。
久しぶりの3種審判と課題
私の審判実績のうちパワーリフティング3種の審判は2019年7月の近畿パワーが最後でしたので、試合でスクワットの判定をするのはかなり久しぶりでした。
自分が出る試合でもそうですが審判をする時もスクワットの判定をする時が一番緊張します。この日も少し緊張してセッションに入りました。
前記した通り事前に午前のセッションで判定を予習していた段階で他の審判よりも自分が厳しいように思えたので
「もしかして俺が間違っているのか?」
と懐疑的に自分の判定を顧みる事もしましたが、それでも試験だからといって信念を曲げて無理に当てにいって受かったところで誰のためにもならないし何よりジャッジされる選手に失礼なので、ここ数年で日本-アジア-世界と色んな大会に出場し色んなジャッジを体験し研究してきた自分の感覚を信じ、自分の信念に基づき「白いものは白、赤いものは赤」と判断し技術委員長の判断を仰ごうと腹を決めました。
スクワット
パワーフラッシュアリーナは通常試合が行われる体育館と違いプラットフォームがステージの上に設置されています。
そのため審判もステージ上に座るのですがスペースが狭いためスクワットで股関節が見えやすい位置に椅子を移動させる事が難しい会場です。
そのため最初は補助者とラックの柱が選手とかぶってしまい見辛い試技が幾つかありました。
途中でなんとか主審側に身体を傾ける事で見やすい角度を見つけましたが選手のバックステップが大きかったりするとまた見えにくくなるので少しずつ調整するといった作業を各セッションの第一試技で行いました。
勿論第一試技は各選手のフォームの癖もインプットしながら怪しい試技を見落とさないように、またしゃがみの深さの判定に一貫性が持てるように注意しました。
スクワットで明らかに私が見落とした試技は1つでナロースタンスのローバーで股関節の前傾がきつくベルトを挟み込むようにお腹と大腿部上面が密着するようなフォームだったので非常に見辛かったのですが私は明らかに赤という自信が無くて迷いをもって白を上げその試技は白3本で成功となりましたが、気になって試合後に二宮さんに確認したところ赤だという回答でしたので「やっぱそうか~」と反省しました。
他の2人の審判も白だったので同じ気持ちだったかと思いますが恐らく世界大会で真っ新の状態でジャッジすれば「駄目だよそれ!はい赤!」だと思うのでJCPでも同じ基準で判定しないと結果的に誰のためにもならないので気を付けなければならないと思いました。
ベンチプレス
前記した通りパワーフラッシュアリーナはステージ上で試合が行われるため審判員席と試技者がとても近い状態です。
そのため反則が起きやすいポイントを注視していると視野が狭くなり他の反則を見落としてしまう事があります。
以前のコラムでも詳しく書いていますのでこちらも併せて御覧ください
今回も第一試技でお尻と足を注視し過ぎてプレスコールの見切り発進(プレスコールより早くバーを押してしまう合図無視の反則)の瞬間を見落としてしまい
「あっ!ヤバい!ちゃんと見えなかった」と思いながら「どうしようどうしよう!タイミング的に早い気はしたけど」と考えを巡らせているうちに「判定!」と主審のコールがあり咄嗟に「正確に見えなかったんだから赤とは言えない」と判断して白をあげたのですが他の2人の審判は赤で失敗試技となりました。
明かなミスはこれ1本でしたが「何回やってんだよぉ~」と猛省した判定でした。
デッドリフト
スクワットの深さの判定が他の審判よりも厳しい傾向にある事は前記しましたがデッドリフトのフィニッシュに関しても私は厳し目だと思います。
特に上体を丸めて挙げる選手で肩が前方に残って見える試技には厳しく赤をあげます。
またフィニッシュで膝を伸ばしきれていない選手に対しても厳しく赤をあげます。
とは言え通常の試合ではデッドリフトの試技で他の審判と判定の違いが出る事はそんなに多くは無いのですが今回の大会は新しいルールが取り入れられた大会であったためこの部分で私と他の審判とでは判定が分かれる事が何度かありました。
デッドリフト新ルールへの対応
今年からデッドリフトについて以下のようなルールが追加されました。
※ルールブックの19ページ目をご参照ください。
バーはプラットフォームに静かにコントロールして降ろす事、バーを静かにコントロール して降ろす意思が無いとレフェリーに判断された場合は、日本国内独自のルールとして失敗(反則行為)とする。
このようなルールが加えられた最初の大会となりましたのでこの新しいルールをどのように解釈すべきなのか?
どの程度までが「コントロールして降ろす意思がある」の範囲なのか?
選手も審判も判断の統一が難しいところでしたので試合の前に全体に対して技術委員長の二宮さんからデモンストレーションを交えた解説がありました。
デモや二宮さんの解説を聞いて私は「要するにコントロールする意思」があるか無いかを審判として判断すれば良いのだと解釈しました。
つまり「ダウン」のコールの後に脱力してバーを落下させている試技は赤で少しでも丁寧に降ろそうという意思が感じられれば白、ここを判定材料の基準として厳格に判定するようにしました。
しかし結果的に今回の審判団の中では私が一番厳しかったように感じました。
私の判断では明かに脱力して落としたように見えた試技でも2-1で成功となり「えっ!これOKなら前と一緒じゃないの?」と思ったのですが陪審員からも何の注意も無く成功試技のままでした。
ここからは私の個人的な見解ですが新しいルールを実際に運用するためには選手と審判員がその基準をすり合わせていくための「移行期間」が無ければならないのではないかと感じました。
例えば2021年1月からこのルールを適応したいのであれば2020年の試合から審判にはデッドリフトの判定時に成功試技であっても2021年1月からは失敗となるレベルの降ろし方をした場合は白旗と一緒にナンバーカード3をあげて注意を促すようにする。
など審判にとっても翌年に向けた練習をさせ、選手にも「あぁ来年からはこれやっちゃ駄目なんだ」という基準を知らせるべきだと思いました。
今回は日本独自のルールであるため国際大会の選考にもなるJCPで実施すべきではないとの意見も聞かれましたが、どんなスポーツでも選手はルールで決められた中で最高のパフォーマンスを発揮するよう努力するべきです。
そしてルールに基づき判定をする審判員は私情私見を挟まずその日決められているルールに基づき厳格に判定するべきだと私は考えます。
提案:ブリーフィング
パワーリフティングの審判をしていて以前から考えていた1つの提案なのですが、試合の前に1分でも2分でも良いのでそのセッションを担当する審判3人と選手との簡単なミーティングがあっても良いのではないでしょうか?
これは私が普段かかわりの深いラグビーでは毎試合行われている事なのですが試合前に両チームのロッカールームやウォームアップ会場に主審・副審が訪れドレスチェック(爪が伸びていないかとか危険なスパイクやプロテクターを使用していないかなどのチェック)とブリーフィング(手短な説明)が必ず行われます。
そこで審判からはスクラムをコールするタイミングの確認やよく起こる反則についての注意などを一言二言ですが話をします。
そしてキャプテンやフォワードリーダーの選手などが疑問点などを手短にですが確認する事もあります。
これをパワーリフティングに応用すると、例えば試合の45~30分前ぐらいに主審と副審の3人でアップ会場の脇に集まり選手を呼んで
「今日の第〇セッションを担当する主審の佐名木です。副審の〇〇です。副審の〇〇です。今日はよろしくお願いいたします。」
「スクワットでは深さをしっかり確認しますので大腿部上部の前面から股関節の付け根が明確に見えるように御協力をお願いいたします」
「ベンチでは私の、スタート!プレス!ラック!このコールをしっかり聞くようにして下さい」
「バーベルが胸にしっかり付いて静止している事を確認してからプレスコールをかけますので、バーベルを胸に付くギリギリで止めるタイプの方は注意してください」
「デッドリフトでは今回新しいルールが適応されますのでしっかりとコントロールする意思を見せて下さい」
「また肩の返しが不十分ですとダウンのコールが遅くなりますのでご注意ください」
「皆さんが力を発揮出来るようフェアに判定いたしますので、御協力よろしくお願いいたします」
このような挨拶と審判として重視している点をワンポイントで述べるだけでも選手からすれば
「あぁ深さに厳しいみたいだからしっかりしゃがもう」
「合図無視を厳しくとるってことだな、しっかり声を聴いてから押そう」
「バーベルをしっかり胸に着けないとプレスコールしないタイプだな、しっかり付けよう」
「新ルール忘れないように注意しよう」
「肩の返しもキッチリ見るってことだな、注意しよう」
というように意識してくれると思いますので余計な反則を減らし公平な競争と公平な判定をする事に繋がると思います。
昇級試験結果と今後の課題
そんなわけで3セッションをぶっ通して判定し続けたJCPでしたが後日試験結果が送られてきて
91点で無事に合格となりました。
今後は2級審判員として日本記録のかかった試技にも入る事が出来ますし全日本大会でも主審をする事が出来ます。
ここまで4試合で主審を経験してきましたが今回のJCPで主審を務めている方々を見ると補助員とのコミュニケーションや重量の確認、プラットフォームやバーベルの清掃など判定以外の部分の気配りが素晴らしいなと感じました。
私も今後そういった細かい部分も見落とさずに安全且つ円滑に試合を進める事で選手の皆さんに安心して全力で公平な勝負をしてもらえるような審判を目指したいと思います。
今後の審判活動
今回はコロナ禍にもかかわらずJPAならびに兵庫県パワーリフティング協会の皆様のお陰でJCPを開催する事が出来て、私も2級試験を受ける事が出来ました。
本当に有難う御座いました。
今後は今まで選手としてお世話になった大阪、兵庫、近畿などの試合を中心にお手伝いして少しでも恩返しをしたいと思っています。
また自分を選手として育んでくれた学連に対しても何らかの形で恩返しが出来ればと思っています。
今後とも宜しくお願いいたします。
文:佐名木宗貴
ベスト記録(ノーギア)
スクワット 245kg
ベンチプレス 160kg
デッドリフト 260kg
戦跡
パワーリフティング
・全日本教職員パワーリフティング選手権 90kg級 優勝
・2009~2012年 近畿パワーリフティング選手権 4連覇 75・82.5・83・90kg級4階級制覇
・ジャパンクラッシックパワーリフティング選手権大会 83kg級 準優勝
・アジアクラッシックパワーリフティング選手権大会 83kg級 優勝
・東海パワーリフティング選手権大会 93kg級 優勝
・世界クラシックパワーリフティング選手権大会マスターズ1-83kg級 5位
・ジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会83kg級 優勝
・香港国際クラシックパワーリフティング選手権大会マスターズ1₋83kg級 優勝
・世界クラシックパワーリフティング選手権大会マスターズ1₋93kg級 6位
ボディビルディング
2000~2001年 関東学生ボディビル選手権 2連覇
2000年 全日本学生ボディビル選手権 3位
2011年 日本体重別ボディビル選手権70kg級 3位
2011年 関西体重別ボディビル選手権70kg級 優勝
指導歴
・ZIP スポーツクラブ チーフトレーナー
・正智深谷高校ラグビー部 S&Cコーチ
・埼玉工業大学ラグビー部 S&Cコーチ
・正智深谷高校女子バレーボール部 S&Cコーチ
・正智深谷高校男子バレーボール部 S&Cコーチ
・トヨタ自動車ラグビー部 S&Cコーチ
・関西大学体育会 S&Cコーディネーター
資格
日本トレーニング指導者協会認定 特別上級トレーニング指導者
NSCA認定 CSCS
日本パワーリフティング協会公認 2級審判員
日本ボディビル・フィットネス協会公認 3級審査員