SBDコラムをご覧の皆様こんにちは
ストロングマンの中嶋健詞です
まずは嬉しいご報告があります!
この度、日本一の怪力を決める『JAPAN STRONGESTMAN 2021(12月開催予定)』に向けて予選会の開催が決定しました!
本来東西それぞれで地方予選を行う事を想定していましたが、昨今の状況を踏まえ西日本に出向いて大会の準備を行う事は現状困難と考え、本大会を「日本大会に向けた統一予選」とさせて頂くことになりました。
最強の日本人への登竜門!
全国からのご参加お待ちしております!!
※詳細はコラムの最後に記載していますので、そちらをご確認ください。
種目解説第一弾!
早速、本コラムより大会に向けて種目のルールポイントなどを解説していきたいと思います。
大会の第一種目はデッドリフト
使用重量
80KG以下級:180kg
100kg以下:200kg
無差別級:220kg
形式→For Reps
床からのデッドリフトを行い60秒間で回数を競う
注意点まとめ
コンベンショナルのみ
ストロングマン競技におけるデッドリフトは必ずコンベンショナルのみとなります!
必ず手が脚より外側に位置しなければなりません!
ジャッジ基準/床バウンドは禁止
ジャッジのアップコール後に挙上し、ダウンコール後に降ろして、1回とカウントされます。
床に置いたバーが慣性を失った(概ねの静止)と判断されたタイミングでアップコールが出ます。
もちろんアップコール後に少し休憩したり自分の間で挙げてもらうのは問題ありません。
ダウンコールはフルロックアウト(膝・股関節が完全伸展、背中真っ直ぐ)が確認されてから出ます。
挙げた後少し静止する意識が安全です。
コール無視をした場合は挙げていてもノーカウントになりますのでご注意ください。
器具
シャフトは28mmの汎用オリンピックシャフトのため、パワーリフティングバーに比べてしなります。
プレートは直径45cmのため一般的な床からのデッドリフトと同じです。
サポート製品・コスチューム
本予選ではデッドリフトスーツの使用は禁止となります。
リストストラップ使用可能(フィギュアエイト含む)
ソフトベルトとパワーベルト、ナイロンベルトなどの二重巻き可能(バックルやピン式ベルト×2は不可)
その他コスチューム規定はありませんが、本予選は感染症予防対策の一環でデッドリフトソックスの着用あるいは脛部へのサポーターの着用を推奨します。
試合に向けてのトレーニング
For Reps形式全般に言える事ですが、まず確認しなければならないのは自身の記録と試合で使用する重量の距離感です。
自身のMaxに近い、あるいは超えている重量なら1RM向上に特化したプログラムでトレーニング、調整を行うべきであり、逆に余裕がある場合は到達可能な目標レップスを設定し、そのレップ数を意識したトレーニングと調整を行うと良いでしょう。
また60秒という時間の中でのペース配分も重要です。限界に達する前に10〜15秒ほど休息を入れることにより合計レップ数が自身のレップ数ベスト(ノンストップで行った場合)を上回る事はFor Reps形式ではよくあります。
ペース配分を行う場合は60秒という時間枠の中で何レップス出来て、どのくらい休憩できるかなども頭に入れて練習を行うとベストですね。
試合中に考えること
降は前の種目の順位が低い人から順に行います(本予選もこの形式を採用します)。
つまり1種目目(デッドリフト)で上位になれば2種目目(ログクリーンプレス)を他の選手が何レップスくらい行っているのか見てから試技をする事ができます。
これは特にFor Reps形式においてはとても有利なことです
1repsでも上回れば順位が変わりますので3種目しか行わない本予選においてはこの1,2種目目の自分と近い実力の選手との順位関係が大きく順位に影響します。
とにかく自分に集中して100%力を出す!
というのも潔くて好きですが、あそこでペース配分をして1repsでも上回っていたら○位だった、とかは往々にしてよくある話です。
時には勝負に徹することも必要かもしれません!
最後に
今予選にデッドリフトを入れた最大の理由は、ほとんどの方が行ったことがあるから
です!
本予選には初めてストロングマン競技に参加する方もいらっしゃいます。
一つやったことのある種目があるだけで安心感が段違いなのは中嶋も体験済みですので!
この予選をきっかけにより多くの方にストロングマン競技に興味をもって頂けると嬉しいです!
次回は第二弾!
ログクリーンプレスの解説です!
お楽しみに!
文:中嶋 健詞
Japan Strongest Unityは神奈川県横浜市を拠点に活動しています。
トレーニングを体験して見たいという方は是非一度HPやInstagramからお問い合わせ頂ければ嬉しいです。
Information
JAPAN STRONGESTMAN 2021 QUALIFY(日本大会統一予選)
・主催 Japan Strongest Unity
・日時 2021年10月3日(日) 10:30〜16:00
・会場 埼玉県大里郡寄居町桜沢3276-1 野村運送倉庫内 特設会場
◆カテゴリー
男子 80kg以下級、100kg以下級、無差別級
各カテゴリー上位3名の選手が日本大会出場確定となります!
※日本大会も同様の階級分けで実施します。
◆種目
①デッドリフト reps/60sec
80kg以下級:180kg
100kg以下級:200kg
無差別級:220 kg
②ログクリーンプレス reps/60sec
80kg以下級:90kg
100kg以下級:100kg
無差別級:110kg
③ヨーク&サンドバッグキャリーメドレー 30m/90sec
80kg以下級:240kg→90kg
100kg以下級:270kg→100kg
無差別級:300kg→120kg
◎参加に際しての条件など
※本大会を含む全てのJSU主催イベントはアンチドーピングイベントとなります!!
※本イベントは国の感染予防ガイドラインに沿って開催されます
※20歳以上の日本国籍を有する男性
※ウェイトトレーニング全般の経験が充分にある事
その他参加資格の詳細/エントリーフィーの入金方法などはお申し込み/お問い合わせの際にお伝えさせて頂きます
下記連絡先までどうぞ!
○参加申込/お問い合わせ
japanstrongestunity@gmail.com
代表者 中嶋(080-3255-0549)